あっとホームで店舗の設計・建築いたしました、素敵なお店を紹介します。
飯島 健朗 様
Iijima Kenrou
店長様からのお声
玄関の照明に使っているのは、マスターの実家にあった農機具(稲を植える時に筋を付ける道具、これをゴロと呼ぶ)。あっとホームさんが、このゴロを照明として提案。案外うまく出来て気に入ったため、お店の屋号が「ゴロ」と決定しました。字は当て字ですが、「われのみちをゆく」吾の路を行く・・・あくせくしないで、マイペースにゆっくり仕事をしようと思って名づけました。土蔵を改築する面白さに、店舗兼住まいとしてこの土蔵を購入しました。あっとホームさんにはお客様がよく入る店にして欲しいと依頼すると、「飯島さんの腕次第です。」なんて言われましたよ!と思い出話。控えめな笑顔で珈琲好きをお迎えする珈琲の蔵、吾路。
カラダに優しい自然素材を使った甘味処
伊那市西箕輪羽広3472-3 Googleマップ | 茶房
TEL 090-9947-9146 営業時間 11:00~17:00 [月・火定休]
茶房 ちこのや 様
高橋 憲一 様 貴子 様
Takahashi Kenici Takako
オーナー様からのお声
住まい兼店舗を思い描き、いくつも物件を見て回り、夫婦共に「ここだ!」と意見が一致したのが、伊那市羽広の地でした。(※あっとホームの売地物件)あっとさんとの思い出は、やっぱり建具です。古い建具が座敷間の三か所に設置。この建具にあった寸法のお店にしてください!って言ってお願いしたんです。あっとホームさんも、「こんな注文は初めてです。」って驚いてましたよ。
腰壁の高さも、カウンターと座敷では目線が違いますし、設計側の提案を参考に、頭を悩ませました。大黒柱も夫婦で中津川まで行って選んだもの。ちこのやを支える立派な大黒柱です。
設計士のコメント
古建具が似合う住宅と店舗のデザインにするため、柱や梁を現しにした昔ながらの民家風にしました。昔からあるデザインに現代の手法を取り入れて、飽きのこない建物になったと思います。高橋様とは大黒柱を山まで選びに行ったり、住宅と店舗のバランスを考えたり、厨房のレイアウト、高さなどなど細かいところまで何度も打合せを重ねて出来上がった思い出深い家とお店造りになりました。お施主様自ら施工に携わったこともあり、お互い協力し合って作りあがったという達成感がありました。
完成してからも行く度に味のあるインテリアや旦那様お手製のものが増えており、綺麗にそして、お洒落に着飾って頂いてて、うれしく思います。
設計士のコメント
土蔵を喫茶店と居住空間へのリノベーションです。土蔵の作りは一般的な構造と違う部分が多く、設計、施工に苦労した部分が多くありました。土蔵の持つ独特な雰囲気を残しつつ、現代の建築デザインとの融合を意識しました。飯島さんがお持ちの農機具を照明へ、もともとの土蔵にあった重厚な扉をモニュメントにと、拘り満載のお店に仕上げることができました。こちらも経験が浅い時の店舗であり、飯島さんにはご迷惑をかけた部分もあったかと思いますが、大らかな性格の飯島さんに助けられ、とてもいい勉強と経験が出来ました。